みなさん初めまして!ウェブおかやまでは主にデザイン、コーディングを担当している
溝口と言います。なんと前職は製造業で10年程勤めていましたが、元々好きだったウェブ制作の道に
華麗に転職しました!今後も登場しますので宜しくお願いします。
今回は趣味の読書でこれは!と思った本
『ぼくらの仮説は世界をつくる』著佐渡島庸平
を紹介します。
案件への取り組み方
みなさんは、仕事などの案件に取り組む時何から始めますか?ほとんどの方が真面目に取り組むあまり、
まず『過去の情報』を集め、そこから『仮説・検証』を繰り返す。そのような方法が多いのではないでしょうか?
上記のような「情報」→「仮説」の順番で物事を考えることを前例主義と言います。
しかし、前例主義からは新しいことは生まれません!
前例主義が陥る罠
リスクを減らす為に集めた情報の多くは過去のものです。過去の情報をもとに立てた仮説からは、
過去の延長線上にあるアイデアしか思いつかないので新しいことが何も生まれないのです。
そして、新しいことが生まれなければ、現状を打破することが出来ず、
身動きが出来なくなり、さらに自らの首を締める事になります。
では、どうすればよいのでしょうか?
仮説を先に立てる仮説主義へ
過去の情報を集める前に、まず「日常生活の中でなんとなくあつまってくる情報」や
「自分の価値観」から仮説を考えます。
そして、その仮説があっているか検証する情報を集め、さらに、仮説を再構築します。
このように先に仮説をたてる習慣をつければ、過去の延長線上にない新しいアイデアが
生まれてくるのではないでしょうか?
そのためには日常生活から得る情報を意識することが重要だと思います。
子供の誕生日プレゼントを「仮説主義」で考えてみる
それでは実際に私が日常生活の中で「仮説主義」を活用してみた事例を紹介します!
家には今年7歳になる長男がいます。誕生日プレゼントを買うにあたり何が良いか
『仮説』を立ててみました。
長男は、本を読んだり、ゲームをするよりはガンダムのプラモデルや、レゴブロックなど
何かを作りあげる物が好きなようです。
現に今までの誕生日やクリスマスなどのプレゼントはガンプラやレゴのセットが主流でした。
しかし、困った事に途中で飽きて完成しない事も多々ありました。
子供のより良い未来を仮説する
『前例主義』で考えれば過去の情報から、今年もゲームなどではなく去年のプレゼントの延長線上である
より高度なプラモデル、より多数なレゴブロックが浮かび上がります。
しかし、今年はゲームソフトをプレゼントしました。
それは『マインクラフト』と言う全世界で子供から大人まで大ヒットしているブロックで構成された世界を
自由に創作、冒険出来るゲームです。
つまり、長男は自由に想像し創作出来る世界が好きなのであり、それなら、物理制限がなくゲーム内で
半無限に自分の世界が作れる『マインクラフト』を気にいるはずだと仮説をたてました。
仮説は大当たりし、飽きっぽい性格だった長男が毎日遊んでいます。
みなさんも身近な所から仮説主義に取り組んで、より良い未来を仮説しましょう!