東京海上日動火災保険は、故障や墜落のリスクをカバーする国内初の保険を7月に開始することを発表しました。
これまで、ドローン(マルチコプターなど)は、墜落の危険は低いものの、0%では無いため、
街中や、大勢の人がいる上で飛行させることは進んでいませんでした。
今までは個別の企業ごとに、オーダーメイドとして、このような業務用保険がありましたが、
保険の対象範囲が狭く、保険料も割高でした。
今回、東京海上日動火災保険から発売される保険は、
ドローンが墜落して、人や物を傷つけてしまった場合はもちろん、
機体が故障した際の修理費用、墜落して機体が見つからなかった場合の捜索費用、
ドローンが盗難にあってしまった場合の保険金の支払いなどにも対応しています。
~保証内容~
【プラン1】
「支払限度額対人・対物共通1億円」
(初期対応費用500万円、訴訟対応費用1,000万円)免責額0円
保険料:年間20,610円/1機
【プラン2】
「支払限度額対人・対物共通3億円」
(初期対応費用500万円、訴訟対応費用1,000万円)免責額0円
保険料:年間26,640円/1機
マルチコプターなどを利用して、空撮などのビジネスを展開されたい方は、
このような保険に加入することは必須になると思います。
また、安価な割に保証も充実していますので、趣味で飛行させる方も、
万が一の場合を想定して、入っておいた方が良いかもしれませんね。
現時点では、まだ販売されていませんが、東京海上日動火災保険のカスタマーセンター
に問い合わせてみたところ、正式な資料ができるのは、5月以降になるそうです。