DJI社より「ファントム3スタンダード」を、
8月末に発売すると発表がありました。
Phantom 3 Standard
現在は、4Kカメラを搭載したファントム3プロフェッショナルと、
ハイビジョンカメラを装着した、ファントム3アドバンスドが発売されていますが、
今回のファントム3スタンダードは、エントリーモデルとして、
10万円を切る価格、9万9,000円で発売されます。
「Phantom 3 professional」
「Phantom 3 Advanced」
上位機種に比べ、カメラ性能は劣るものの、
新設計された専用の一体型カメラを搭載し、
2.7K画質のHD動画を30fpsで録画することが可能です。
もちろん従来と同様に、スマートフォンとWi-Fiで接続して、撮影した映像を、
リアルタイムで確認しながら空撮することが可能です。
また、新たな機能として、
撮影対象の上を、自動運転で旋回する「ポイント・オブ・インタレスト」
自動的に撮影対象物を追従して空撮する「フォローミー」
などの機能も標準で追加されています。
(従来の機種もファームウェアのアップデートで対応できます)
バッテリーも少し持ちがよくなり、1回の充電での最大飛行時間は、
25分と発表されています。
機体の購入金額には保険料(対人1億円/対物5千万円)が含まれており、
シリアルナンバーから所有者が特定できます。
こういったメーカーの取り組みは、とても良いと思います。
上位機種となる「Phantom 3 Professional/Advanced」との違いは、
カメラの性能とGPS精度となっているようです。
新機種の発表に合わせ、DJIのサイトでも製品ページが公開されており、
細かい特徴を確認できるようになっています。