想像してください。
あなたの企業で、ある新商品を開発して広告を出しました。
その広告を見た人は、その商品を見てどんなイメージを持たれるでしょうか?
例えば、家電量販店のEDIONが、自動車を開発しました。
どんな自動車を開発したでしょうか??
多くの人が「エコな電気自動車」をイメージすると思います。
例えば、カジュアル衣料品生産販売のユニクロが自動車を開発しました。
どんな自動車を開発したでしょうか?
価格帯は比較的安く、デザイン性の高いコンパクトカーをイメージすると思います。
このように、企業が持つブランドが、商品の持つイメージに大きく関わってきます。
つまり、企業のブランド価値を作り、高めていくことで、商品のイメージも自然に関連
づけられることになります。裏を返せば、企業ブランドを確立することで、商品の広告を
せずとも、すでにある程度の商品イメージを印象づけることができると言えます。
話しを元に戻しますが、あなたの企業が新商品を開発して広告を出す場合、
すでに企業ブランドが確立していれば、広告費を抑えることができます。逆に、
ブランドが確立していなければ、広告費を無駄に使ってしまうということです。
これが、「ブランディング(ブランド作り)が大切」と言われる要因の一つです。
ブランディングは、企業のコア(経営理念)となる部分なので、経営的な観点で
ビジョンを明確にするところから検討していく必要があります。
また、自社のブランドイメージは、社内からはなかなか分かりづらいものなので、
社外視点(第三者視点)のイメージを確認しながら進めていきます。
【まとめ】
いくら広告にお金をかけても、ブランディングができていなければ広告効果は半減する。
逆に、広告にお金をかけずとも、しっかりと会社のブランディングができていれば、
広告効果を高めていくことができる。